資格取得を目指す社会人の8割超が通勤時間に勉強、7割がスマホ・タブレットを利用

  • 2013年11月20日

スキマ時間で勉強できるインターネット通信講座「通勤講座」を運営するKIYOラーニング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:綾部 貴淑)では、社会人の資格取得に関する勉強方法や意識についてアンケート調査を実施しました。ここに、調査結果の要旨をご報告いたします。

本調査では、2013年5月に中小企業診断士試験に興味のある方/受験を予定している方を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施致しました。回答者は、30~50代のビジネスパーソンが9割を占め、結果は以下のようになりました。


【サマリー】

・勉強の場所では、通勤時間中に勉強している人が最も多く85%にのぼる。
・勉強にスマートフォン・タブレットを利用している人が70%である。
・資格取得の目的は最も高いのは「スキルアップ(72.5%)」次に、「転職」「独立」である。
・試験勉強で、苦労する事/大変だと思うことでは、「内容を記憶すること(90%)」、次に「モチベーションの維持」「試験問題が解けるようになること」である。
・1日の勉強時間は、「2時間(37.5%)」、次に「1時間未満」「1時間」である。
・中小企業診断士試験の試験科目のうち得意なものは、「企業経営理論(55.3%)」、次に「経営情報システム」「運営管理」である。
・中小企業診断士試験の試験科目のうち苦手なものは、「財務・会計(57.9%)」、次に「経済学・経済政策」「中小企業経営・政策」である。

以上を通じて、資格取得を目指す社会人は、通勤時間を利用して勉強をしていることがわかります。また、スマートフォン・タブレットを利用して勉強している人は7割に上り、通勤中にスマートフォン・タブレットを利用して勉強する学習スタイルが一般的になっていることが見てとれます。

■主な勉強時間・場所

「主にどういった場所・時間で勉強していますか?」という質問では、1位「自宅」(65%)、2位「通勤時間(電車)」(40%)、3位「会社の休み時間」(35%)という結果となりました。

また、「通勤時間(電車)」、「通勤時間(バス)」、「通勤時間(車)」、「通勤時間(徒歩)」を合計すると、85%となり、「通勤時間」を活用している人の割合が、1位の「自宅」を大きく上回っています。

「会社の休み時間」(35%)、「移動時間」(27.5%)という結果を見ても、ちょっとしたスキマ時間を有効利用している忙しいビジネスパーソンが多いという状況が見えてきます。

勉強の利用機器・方法

「どのような機器・方法で勉強していますか?」という質問では、1位「スマートフォン」(42.5%)、2位「パソコン」(40%)、3位「携帯音楽プレイヤー」(32.5%)という結果となりました。

スマートフォン・タブレットの利用者を合計すると70%となり、スマートフォン・タブレットを勉強に利用することが一般的になってきているようです。

■資格取得のきっかけ

「中小企業診断士資格を取得しようと思ったきっかけは何ですか?」という質問では、1位「スキルアップのため」(72.5%)、2位「転職を考えているから」(27.5%)、「独立を考えているから」(20%)という結果に。

7割以上の方が、自身のスキルアップのために、難関資格にチャレンジしています。

■勉強で苦労すること・大変だと思うこと

「試験勉強で、苦労する事、大変だと思う事は何でしょうか?」という質問では、1位「内容を記憶すること」(90%)、2位「モチベーションの維持」(85%)、3位:「試験問題が解けるようになること」(84.6%)という結果に。

難関資格では、学習範囲が広いことが多く、単純に記憶することに苦労している方が多いようです。
また、覚えた知識を活用して、試験問題が解けるレベルに達するまでにもさらなる苦労があり、学習を続けるモチベーションを維持することがなかなか難しいという結果がでています。

モチベーションを維持しながら、体系的な知識や応用力を身に着けられるような教材が求められているようです。


■1日の勉強時間

「1日に何時間程度勉強していますか?」という質問では、1位「2時間」(37.5%)、2位「1時間未満」(22.5%)、3位「1時間」(20%)という結果となりました。

多くの方が、忙しい合間を縫って、1時間~2時間程度の学習時間を確保されているようです。

■中小企業診断士試験における得意科目

「中小企業診断士試験の科目で得意なものは何でしょうか?」という質問では、1位「企業経営理論」(55.3%)、2位「経営情報システム」(44.7%)、3位「運営管理」(21.1%)という結果に。

興味のある分野や業務経験を得やすい分野は、得意科目になりやすいようです。


■中小企業診断士試験における不得意科目

「中小企業診断士試験の科目で不得意なものは何でしょうか?」という質問では、1位「財務・会計」(57.9%)、2位「経済学・経済政策」(42.1%)、3位「中小企業経営・政策」(31.6%)という結果となりました。

会計知識の重要性が様々な場面で論じられていますが、まだまだ苦手意識を持っている方が多いようです。

【中小企業診断士について】

中小企業診断士は、経営コンサルタントとしての唯一の国家資格で、企業をさまざまな面から診断し、適切なアドバイスが出来る人を認定する資格です。 最近では、日本版のMBA(経営学修士)とも言われており、マネジメントスキルを身につけてキャリアアップしたいビジネスパーソンの間で大変人気のある資格となっています。


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